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長期化する?ウッドショックの影響いつまで?

新型コロナがもたらしたウッドショック

 

昨年、新型コロナウイルス感染症を起因に、歴史的な財政出動と低金利政策が取られた結果、アメリカの住宅建設需要が増加し、世界的に木材の需給が逼迫したことが原因で、世界的に木材価格が上昇しました。

 

 

 米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の木材先物価格(期近)では、5月上旬の最高値から下落し、いったん1000ボードフィート(約2.36立方メートル)あたり500ドル前後となっていましたが(コロナ前は300~500ドルのレンジで推移していた)、8月下旬に底打ち反転の動きをみせ、当高値から半値戻しの展開となっています。

 昨年は、株式市場をはじめマーケット全体が投機的な動きにあり、商品市場もそれを踏襲した面がかなりあったかと思われ、ショートポジションが踏まれた格好で急激な上昇となりましたが、今回の戻りではオミクロン株の台頭も見据えた需給を冷静に反映しようとする動きである可能性もあり、今年も木材先物価格は高値圏での空中戦が継続するかと思われます。

 

 

 反面、昨年の動向を受けて、国産材の調達が本格化してくるかと思われますが、木材需要の7割近くを外材に依存していると言われていることから、そこまで供給量および体制が果たして追い付くのか疑問です。

 また、国産材の特にスギ材は米材や欧州材に比べて強度面で劣り、横架材に用いられることが少なかった事情があるため、この点もどう克服していくのかの問題もあります。

 ただ、このまま木材価格が高値圏基調を継続した場合には、需給の自動調整機能が働いて落ち着きを取り戻す可能性も考えられますし、他方、政府も何らかの支援策を打ち出すことも考えられますがどうでしょうか。

 

 

 
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