群馬県・S様邸|デザイン性と省エネを兼ね備えたZEH住宅

作業・施工内容
S様邸(ZEH仕様)の魅力を動画でチェック!
この動画では、S様邸(ZEH仕様)の設計ポイントを詳しくご紹介しています。
ZEH(ゼッチ)住宅の特徴やこだわりのデザインを映像で体感してください!
■動画で紹介したポイント」や「さらに詳しく知りたい方はこちらをチェック!
物件所在地:群馬県利根郡みなかみ町
物件名称:段景の家
・木造軸組工法、ZHE仕様(断熱性能等級6)、太陽光発電9.6㎾
㎡数:134.97㎡
坪数:40.75坪
外観の特徴:サワラ板のよろい張り、木材保護塗料仕上げ
階数:2階
設計者のこだわり
1:当該敷地は傾斜のある西面道路に面しており、それに即するように敷地の南北間の高低差が3.0m程あり、また東西方向の利用可能距離はさほど大きくはなかった。通常は盛土により段差解消するが、それだと大がかりな擁壁が必要となり、また、盛土による地盤改良によるコスト増、さらには景観にマッチしない大胆なコンクリート構造物ができてしまう。そこで、建物をスキップフロア形状とすることで、傾斜地をそのまま生かす設計とした。それに伴い、基礎は上段・下段を一体とする段基礎の構造としている。
2:基礎断熱工法の採用により、床下にエアコン設置、1階の床面各所に空いた通気口より床下空間からの空調が可能となっている。冬場は床下からの暖気を2階まで引っ張りあげ、反面、夏場には2階のエアコン冷気を床下の換気設備を通じて排出する半全館空調型を採用。
3:外壁にはサワラ板張り、ウッドデッキにはバツーという耐候性が高い自然素材を採用し、周囲の景観から浮かない建築にするとともに、経年による(劣化)風合いをも味方にできるような設計とした。
4:ダイニングの造作収納内にはルンバの充電スタンドを置き、引き戸を開けてスイッチを入れれば、自動で床掃除が完了する仕組みにした。
また、各空間に置かれるものに合わせた収納を設け、PCやスマホを充電できるように収納内にコンセントを設けるなど、道具や機器類を視界に入れずに過ごせる空間とした。
■箇所:LDK
広さ:34.78㎡(約21畳)
特徴1:玄関からスキップフロアで下ったリビング
特徴2:スキップフロアの段差を利用した最大3.5mの天井高
特徴3:ウッドデッキをリビングにアルコーブさせることでウッドデッキと一体感をもたせるともに道路面からの直接的な視線を回避し、安心感をもたせた。
お客様からのご要望:リビングから子供の勉強の世話ができるスタディルームへの動線確保、南面の眺望が生かせるキッチン配置、ZEH省エネ住宅
■箇所:洗面所
特徴1:支度用品がおさまる、引き出し付きの造作カウンター
特徴2:家族分のタオルを干すのに十分なタオルバー
特徴3:眺めの良い窓で開放感のある空間とした
お客様からのご要望:娘さんと将来並んで支度ができるような洗面所にしたい
■箇所:玄関
特徴1:今使うものを置くオープン棚やハンガーパイプと、
見せたくないものをしまう扉付き収納を両方設置
特徴2:Withコロナの時代に必須の玄関手洗いを採用
特徴3:帰宅後荷物を片付けられるロッカールームを併設した。
お客様からのご要望:外の汚れを家の中になるべく持ち込まない仕組みにしたい
■箇所:スタディルーム
特徴1:きょうだいが並んで勉強できる造作デスク
特徴2:LDK側に扉を付けず、家族の気配を感じられるつくりにした
特徴3:春には桜が眺められる、横長窓
お客様からのご要望:子供たちが、家族の気配を感じながら勉強できるスペースにしたい。